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十八卯茶屋@台南
台南滞在中、大洞敦史さんのご案内で、回想法にかかわる場所として、日本統治時代の建物を利用した「十八卯茶屋」を訪れました。そこで、オーナーの葉東泰さんから貴重なお話を伺うことができました。 この建物は、かつて「柳下(やぎした)食堂」として使われていました。現在は、建物の歴史や趣を大切にしながら、茶屋として活用されています。 葉さんにお茶を淹れていただきながら、茶屋を開いた経緯や、建物にまつわるお話を伺いました。茶屋を訪れた日本人のお客さんとの偶然のつながりから、かつてこの建物で暮らしていた柳下忠夫さんと連絡を取ることができ、2018年の建築100周年には、柳下さんを横浜から招くことができたそうです。 柳下さんは6歳までここに住んでおり、楽しかった子ども時代の記憶を、とても懐かしそうに語られたとのことでした。このお話から、建物という空間が時を超えて人と人を結びつけ、70年以上前の記憶や当時の感情を呼び起こす力をもつことを、あらためて感じました。 空間とモノ、そして記憶を結びつけてプロジェクトを進めている私たちにとって、多くの示唆と学びを得る時間となり
8月23日


回想法ワークショップ@台南市札哈木會館
台南市札哈木會館で回想法ワークショップと今後の活動に向けた会議を実施しました。 2026年8月、台湾メンバーの所属先である台南市札哈木會館がリニューアルオープンしました。日本メンバーも現地を訪れ、高齢者の皆さんに「思い出の品」を持ち寄っていただく、同館で初めての回想法ワークショップに参加しました。 ワークショップでは、参加者の皆さんがモノにまつわる記憶を語り合い、交流を深める貴重な機会となりました。 また、臺南市政府原住民族事務委員會の白惠蘭(Salaw)主任委員とも正式にご挨拶し、交流しました。さらに、プロジェクトメンバーの沐古易(Mukuy)さんから博物館について解説していただいたほか、今後の活動に向けた打ち合わせも行いました。 本プロジェクトの成果の一つとして、札哈木會館と臺南市原住民文物館において、回想法プロジェクトの活動を紹介する展示を実施する予定です。今回の会議では、その企画内容について具体的な検討を進めました。 本プロジェクトもいよいよ終盤に差しかかりましたが、プロジェクト終了後も、さまざまな形で博物館における回想法ワークショップを
8月23日


チェンマイにタイ初の回想法セラピーセンターが開設されました!
タイ初の回想法センターが、チェンマイ県トンヘーンノーイ村に開設されました。 このセンターは、「回想法(Reminiscence Therapy)」を実践するための場として設立されました。回想法とは、高齢者が会話や思い出の品、写真、そして過去の日常経験を通じて、自らの記憶を振り返り、語り合うことを促すケアの手法です。 センターでは、日本・名古屋で回想法を学んだファーイさんと節子さんが、地域住民とともに活動の企画・運営を行いました。食べ物や村の暮らし、子ども時代の思い出、地域の伝統などについて語り合うなかで、参加者たちは温かく親しみやすい雰囲気の中で記憶を共有しました。 このセンターの開設は、日本とタイの間における地域に根ざしたケア実践の国際交流において重要な一歩となるものです。同時に、タイ北部の農村地域に息づく生活文化や地域の知恵、そして人々の記憶の価値を再認識する機会ともなっています。 また本プロジェクトは、回想法が高齢者ケアに貢献するだけでなく、地域コミュニティの活性化や世代間の文化継承にも寄与する可能性を探ることを目的としています。
5月30日


台南で回想法WSを実施しました
3月8日に、台湾の台南県で回想法WSを実施しました。 このWSは、台湾チームが中心となり、吉貝部落で行われたものです。 この部落は、台湾原住民の一員であるシラヤ族(Siraya、西拉雅族)が居住することで有名です。シラヤ族は平埔族の一支族に分類され、主に台南に居住しています。 WSでは、ご自身もシラヤ族で、この部落にお住まいのAlak Akaduan先生の案内で、はじめに部落内の各所を巡検しました。部落には、5人の祖先を祀る礼拝堂があり、そこでAkaduan先生による祖先祭祀を実見しながら、旧洗濯場跡や昔ながらの商店を歩きながら、見ていきました。 回想法WSは、部落の学堂(集会所)で行われました。台湾チームが実施している台南でのWSに参加している多様な民族の高齢者が6人集まり、台湾チームのMukuyさんのファシリテートのもとで、昔の食について思い出を語り合いました。 さまざまな民族が寄り集まって生きる台湾ならではの、たいへん興味深いWSになったことと思います。
3月16日


チェンマイで第3回の回想法セラピーWSを実施しました
日本のメンバーである中村、伊藤、清水が揃ってチェンマイに渡り、トンヘンノーイ村のエコミュージアム中心施設であるコミュニティ・ミュージアムで、第3回の回想法セラピーWSを実施しました。現地では、タイ側主要メンバーであるファーイさん、河野さん、アネークさんに協力してもらい、大成...
2025年9月3日


回想法セラピーWSを実施しました!
タイのチェンマイで、6月2日に、回想法セラピーのワークショップを実施しました。 場所は、チェンマイ市街から40キロほど南下したサンパートーン郡ターワンプラオ区の村です。この村では、美しい古民家を改修した文化センターを中心とするエコミュージアムを展開しています。今回のWSの舞...
2025年6月6日


タイと台湾からプロジェクトメンバーを招聘しました
2024年11月に、正式にこのプロジェクトは開始されました。 チームは、日本、タイ、台湾の、背景も専門も異なる研究者、博物館関係者、医療関係者からなります。 ずいぶん違う背景の人の寄せ集めでまとまるんですか?と言われそうですが、もちろんまとまります。それどころか、同じ分野の...
2025年5月13日


チェンマイでの回想法セラピーWSのトライアル
2024年8月に、タイ、チェンマイ県のサンパートーン郡農村で、回想法セラピーワークショップを試行しました。 これは、本プロジェクトを本格的に始動する前に、実際に現地で試してみることで、課題を明らかにし、実施の可能性を検討するためです。...
2025年5月13日
そして日本へ
3国間の交流と学び合いから、地域回想法セラピーという補完的代替医療の手法が高齢者福祉へ果たす意義をSNSやウェブサイトで発信し、その手法を他のコミュニティ博物館へ展開させます。 日本は他のアジア諸国に先駆けて超高齢社会となっており、回想法を利用した様々な取り組みが先進的にな...
2025年5月8日
日本から世界へ
北名古屋市昭和日常博物館は長年、「博物館における高齢者に対する回想法WS」に取り組んできました。今や、回想法セラピーを活用している博物館の草分けでもあります。 その手法を、タイと台湾のコミュニティ博物館に応用し、各国でWSを実施するのが私たちの当面の目標です。とはいえ、各国...
2025年5月7日
私たちのプロジェクトの概要
世界的に少子高齢化が進む中、居場所を失い孤立化する高齢者のQOL向上、特に増え続ける認知症の予防が急務となっています。 そこで、私たちは、すでに高齢化が進んでいるタイと台湾で、高齢化によって衰退しつつある地域の博物館に保管されている収蔵品や物を活し、高齢者の記憶を呼び起こす...
2025年5月6日
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