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私たちのプロジェクトの概要

  • 執筆者の写真: Ikuro Shimizu
    Ikuro Shimizu
  • 5月6日
  • 読了時間: 1分

世界的に少子高齢化が進む中、居場所を失い孤立化する高齢者のQOL向上、特に増え続ける認知症の予防が急務となっています。


そこで、私たちは、すでに高齢化が進んでいるタイと台湾で、高齢化によって衰退しつつある地域の博物館に保管されている収蔵品や物を活し、高齢者の記憶を呼び起こす地域回想法ワークショップを実施しようと考えました。


これにより、高齢者のQOL向上や認知症予防だけでなく、地域の絆を育む場として維持されてきたコミュニティ博物館の活性化を図ることができるのではないかと考えたのです。


そればかりでなく、博物館や収蔵品と高齢者をつなぐことは、失われつつある伝統文化の継承にもつながる可能性があります。


日本で実績のある回想法セラピーのワークショップを海外に紹介し定着させ、日本側では相互交流から新たな知見を得ることで、各国のコミュニティ博物館を起点に、高齢者ばかりでなく、多くの人の福祉に広く貢献することを目指すプロジェクトなのです。

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