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タイと台湾からプロジェクトメンバーを招聘しました

  • 執筆者の写真: Ikuro Shimizu
    Ikuro Shimizu
  • 5月13日
  • 読了時間: 2分

2024年11月に、正式にこのプロジェクトは開始されました。

チームは、日本、タイ、台湾の、背景も専門も異なる研究者、博物館関係者、医療関係者からなります。

ずいぶん違う背景の人の寄せ集めでまとまるんですか?と言われそうですが、もちろんまとまります。それどころか、同じ分野の人だけで同じような話をするよりも、多様で異なる視点からの対話をすることで、より創造性の高い活動ができると考えています。

2025年に2月に、タイと台湾からプロジェクトメンバーを招聘しました。目的は、各国でプロジェクトを進めるために、日本で培われた地域回想法セラピーを学ぶためです。


北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)は、20年以上前から、博物館を舞台として回想法セラピーを実施してきました。このプロジェクトが目指す、高齢社会における地域博物館の利活用という点で、たいへん参考になるモデルだと言えます。


今回、プロジェクトでは、この昭和日常博物館で、回想法の第一人者、来島修志先生(日本福祉大学)にお願いして、回想法の研修を行いました。

来島先生から回想法の進め方や考え方を習った後に、実地見学、メンバーが順番に役割を分担して回想法を体験してみる等、2日間に渡って密度の濃い研修を受けることができました。


この招聘プログラムでは、このほかに豊田市博物館、九州産業大学、宮崎総合博物館を訪れ、日本の博物館と地域社会との関わりや回想法の展開方法についての知見を得ることができました。



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