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チェンマイで第3回の回想法セラピーWSを実施しました

  • 執筆者の写真: Ikuro Shimizu
    Ikuro Shimizu
  • 9月3日
  • 読了時間: 3分

日本のメンバーである中村、伊藤、清水が揃ってチェンマイに渡り、トンヘンノーイ村のエコミュージアム中心施設であるコミュニティ・ミュージアムで、第3回の回想法セラピーWSを実施しました。現地では、タイ側主要メンバーであるファーイさん、河野さん、アネークさんに協力してもらい、大成功となりました。


回想法 タイ・チェンマイ トンヘンノーイ村博物館8月30日(土) 9時~11時過ぎ

テーマ 物の思い出

参加者は9名でした。当日は8時半に集合し、まず会場設営をしました。そして、9時から中村さんの挨拶と概要説明の後、伊藤さんの講演「北名古屋市博物館と伝統家屋の説明」で、日本の回想法の先進地かつ中心地でもある名古屋日常博物館の取り組みを紹介してもらいました。

その後、10時過ぎから回想法ワークショップを開始しました。天秤棒やその両端に掛けるバスケット、その中に入れる食器類を博物館から持ち出して使いました。このプロジェクトの目的のひとつが単に人が集まるだけでなく、博物館にある物を使うことによって博物館の活性化を進めるということがあります。

天秤棒の日常の使い方の様々な話や儀礼における使い方など、話がずいぶん盛り上がりました。

ファーイさんは、ファシリテーターとしてWS全体をうまくコントロールしていた印象で、明るく、声も大きく話されるのが印象的です。河野さん、中村さんも適宜、話の中で質問をはさみ、全体として和やかな雰囲気で会は進行しました。

話は11時過ぎまで続き、その後は、ファーイさん、河野さんが用意してくれた茶菓で一服し、解散となりました。




回想法 タイ・チェンマイ トンヘンノーイ村博物館8月31日(日) 13時半~15時過ぎ

テーマ 台所の思い出

参加者は6名でした。

前日に引き続いて、13時半から講演の開始です。前日と同様に、中村さんの挨拶と概要説明の後、伊藤さんの講演「北名古屋市博物館と伝統家屋の説明」がありました。

その後、14時半過ぎからミュージアム2階奥の台所に上がり、そこで回想法ワークショップを開始しました。台所奥に設置してある置き炉の前に車座に座り、そこでココナツを削る道具や弁当箱など、食に関わる思い出を語ってもらいました。


具体的な物があると、それをどう使ったか、男女でどう使い方に違いがあったのか、など、身体技法的な面が思い出と結びついていることがわかります。

WSの終盤から雨が激しくなり、天井からの雨漏りや屋根に当たる雨音もずいぶん大きくなって来たこともあり、終了しました。


その後、床下に移動し、ファーイさんが用意した茶菓を振る舞い、全体の集合写真を撮った後に解散しました。


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